迷子の犬を保護した！どうしたらいいの？【最優先編】2016年07月29日
の続きです。

迷子の黒柴君、

無事に相談者さんに

保護されたようです！よかった。

(これはうちの犬です)

黒柴君はとても人懐こい

初老くらいの子だそうで

ひとまず先住柴犬♂との

隔離のため今はお庭に

保護されています。

(未去勢なのでコメントによると

脱走にくれぐれも注意

とのことです)

今回は

【少し落ち着いたらでいいこと編】

引き続き私の

思うままに書いて行きます。

少しでも参考になる部分が

あれば幸いです。

動物を保護したらまず

最優先でするべきである

・保健所、警察署、動物病院

などへの届出が終わり

・初期医療、健康診断

を済ませたら

保護した動物の身の振り方を

考えなくてはなりません。

いったん整理します。

保護犬と保護者にとって

良い順番で並べると

１、飼い主が名乗り出て

無事に元の家に帰る

-----飼い主現れず------

２、保護主が飼う

３、里親や引き取り先を探す

大きく分けると

こういうことになります。

今回相談くださった方の場合

先住犬との相性がよければ

飼う事ができるとのことで

幸いでした。

この段階で、保護主さんが

できることは…

１、インターネットや

聞き込み・貼り紙などで

犬を保護している事を周知しつつ

飼い主が名乗り出るのを待つ

２、ノミダニ・感染症があれば

うつらないように

先住犬と隔離しつつ

医療ケアを済ませる

３、医療ケアが終わり

容態が落ち着いたら

先住犬との相性を確かめる

可能なら少しずつ慣らし始める

といった感じでしょうか…。

１、保護の周知について

もし飼い主が高齢の場合

ツイッターやフェイスブックなどの

インターネット上での周知は

届かない可能性があります。

犬猫の保護の周知は

どちらかの手段に偏らず

デジタル（ＳＮＳなど）と

アナログ（貼り紙、電話、口コミ）

両方を行ったほうが

効果的かもしれません。

とはいえ

ネットの力も大きいので

もし必要であれば微力ながら

私のブログ、ツイッター、フェイスブックでも

拡散のお手伝いをいたしますので

どうぞ遠慮なくご相談ください！

donguriroll@gmail.com（連絡先）

２、医療に関しては

獣医さんの指示に

従えば大丈夫だと思うので

割愛します。

そして…

飼い主が名乗り出ない場合は

保護主が飼うか、里親に譲るか

次の身の振り方を

考えなくてはなりません。

飼えるかどうかの

ハードルの１つとして

先住犬との相性があります。

３、先住犬との相性について
これが難問です(＇ェ＇；)

私は♀を１頭ずつしか

飼ったことがないので

♂成犬同士の相性は

未知の領域なんですが…

コメントのアドバイスを見ると

ゴハンのあげ方などで

先住犬を優先し

犬同士で順位が決まれば

仲良くできるかも

とのご意見がありました！

もし私だったら

まずは顔見せで

必ずリードをつけ

部屋越し・ケージ越しにするなど

直接会わせず

大人が一頭ずつリードしっかり持ち

あまり最初から近付けすぎずに

無理せず少しずつお見合い

一緒にお散歩など

してみるかもしれません。

もしも先住犬がストレスで

具合が悪くなってしまったり

本気でケンカをするようなら

同居は難しいと判断して

里親探し・引き取り先探しを

しなくてはいけません。

【里親探しは落とし穴がいっぱい】

里親探しについても

気をつけなくてはいけない事や

いろいろと難しい問題があります。

もし必要な場合はまた私が勝手に

思っていることでよければ

「こうするといいかも」と

ブログに書きますので

どうぞ気軽に質問、相談

してもらえればと思います。

里親探しのお手伝いもいたします。

相談者さんによると黒柴君は

ゴハンを食べ水を飲み

先住犬と中と外で隔離していると

お互いにキュンキュン

言っていたとのことで

どうにかうまくいくことを

祈っています…！

最後に

相談者さんが

「犬たちのことを考えると

拾わないほうが良かったと

言われるんじゃないかと

覚悟していたから嬉しかった。

これもご縁だと思って

黒柴の幸せ探し頑張ります！」

とコメントして下さいました。

拾わない方がよかっただなんて

そんなことはありませんよ！！

犬猫を保護できる人は

多くはありません。

手間やお金がかかるし

心労や不安も大きいからです。

保護してもらえなかった

迷子犬や猫の多くは

飢えや病気や事故で

苦しんで苦しんで

落命してしまいます。

勇気を出して

黒柴君の命を繋いで下さって

本当にありがとうございまず。