白柴犬の里親募集にはじめて申し込み、
結果として飼い主さんの

「やっぱり手放すのが惜しくなった」

という理由から;;
残念ながら 里親にはなれなかった私です。


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ふて寝ぺっちゃん。




大人になるとそうそうガチ泣きする機会って
なくなるんですけど、

なんだかぺっちゃんが亡くなった時のように
めちゃくちゃ悲しくなってしまいました。




泣いてる私を見た母から


「あなたはぺっちゃんが亡くなったとき、
思っていたより大丈夫そうに見えていたのに、

実はペットロスになっていたんだね…」

と言われ、とても驚きました。



母の言うように私はぺっちゃんが亡くなったとき
たしかにたくさん泣きはしたけど、
強い悲しみで押しつぶされそう…
とかではなく、なんだか呆然としてしまい

「思ってたよりは大丈夫だった。」

などと前の記事に書きました。


だけどそれは大丈夫でもなんでもなくて
無意識のうちに「次の子を探す」
という行為を心の支えにして

ぺっちゃんがいなくなってしまった悲しみを
紛らわせていたことに気づきました。


だから里親の話がなくなってしまったとき、
心の支えを失って、2乗に悲しかったのです。


大げさに感じるかもしれませんが
ぺっちゃんを失い、また次の子も失ってしまった
というような心地で、

柴犬たちに依存してしまっていた事に気付かされました。


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我関せずなぺっちゃん



私はペットロスという言葉が実は苦手でした。

言葉が悪くてすみませんが、
ペットロスを自称するのはなんとなく
感傷に浸って酔っている感じがして
恥ずかしいと思っていたのです…(´- -`) 
(※あくまで私は、です)


だからまさか母から、今のあなたはそうだと
言われるとは…とショックでした。


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ペットロスの解消方法は
だいたい、ふたつしかありません。


・時間が癒してくれるのを待つか

・次の子を迎え入れるか


どちらかだと思います。



今度はペットショップ以外のところから
犬を迎えようと家族で決めて、
大好きな柴犬を探していたのですが、

若く健康な柴犬さんの女の子で、
かつなるべく近場(犬の負担を考えて)
での里親募集にはなかなか出会えません。


(だから今回の白柴ちゃんに出会えたのは
素晴らしい縁だ!と勝手に思い込んで
舞い上がってしまったのですが(^_^;))



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そのことを考えると、
やはり里親募集から次の子を迎えるのは
難しいかもしれないなと思い始めました。



もちろん、きちんと手放す覚悟を決めてから
譲渡をしている方がほとんどだとは思いますが

何より期待ばかり膨らんで辛い思いをするのは
もうこりごりだと感じていました(´- -`) 



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そんな私の落ち込みようを心配した家族は

「もう里親募集ではなく、
別のところからでもいいから
次の子を迎えようよ」

と背中を押してくれたのでした。


どうしても柴犬と暮らしたかった私は
犬を迎えるため、別の方法を考えはじめます。



茶色の柴犬の子犬との出会うまでには
もう少しだけ時間がかかりました。

あと少しだけ、子犬に出会うまでの話に
お付き合いください!



つづく